水素水についての考察 その2 「どのような論文があるのか」

水素水についての論文

この章では水素水についての論文に触れていこうと思う。

ある程度の数の論文を見ることによって水素水が体内でどのような働きをするのかを垣間見ることができるだろう。

概要については医学用語が大量に出てきて訳しても一般には良く分からないことが多いので表題のみを紹介する。

気になる方は独自に読んでみると良いだろう。

原題:Hydrogen-Rich Saline Promotes the Recovery of Renal Function after Ischemia/Reperfusion Injury in Rats via Anti-apoptosis and Anti-inflammation.
「水素豊富食塩水が虚血再灌流傷害のあったラットで抗アポトーシス、抗炎症作用を経て腎臓の回復を促進した」

原題:Hydrogen-rich water improves neurological functional recovery in experimental autoimmune encephalomyelitis mice.
「水素豊富水が実験的自己免疫性脳脊髄炎のマウスの神経機能修復を改善させた」

原題:Hydrogen-rich water ameliorates bronchopulmonary dysplasia (BPD) in newborn rats.
「水素豊富水が新生ラットの気管支肺異形成症を改善させた」

原題:Hydrogen-rich water attenuates brain damage and inflammation after traumatic brain injury in rats.
「水素豊富水が外傷性の脳傷害を負ったラットの脳へのダメージと炎症を弱めた」

原題:Drinking Hydrogen-Rich Water Has Additive Effects on Non-Surgical Periodontal Treatment of Improving Periodontitis: A Pilot Study.
「水素豊富水を飲むことは歯周炎の外科手術でない歯周治療に付加効果がある」(予備研究)

原題:Hydrogen-rich water protects against acetaminophen-induced hepatotoxicity in mice.
「水素豊富水はラットにおいてアセトアミノフェンによる肝毒性から保護する」

原題:Hydrogen-rich water protects against ischemic brain injury in rats by regulating calcium buffering proteins.
「水素豊富水はラットにおいてカルシウムを規制し、たんぱく質をバッファすることにより虚血性の脳障害から保護する」

原題:Effects of hydrogen-rich water on aging periodontal tissues in rats.
「ラットの老齢歯周細胞においての水素豊富水への影響」
→概要の最後には「水素豊富水を飲むことは酸化による歯周ダメージへのアンチエイジング効果を持つことを目的とされたが、健康的なラットにおいての炎症反応へは効果は無かった」

原題:Effect of hydrogen-rich water on acute peritonitis of rat models.
「ラットモデルの急性腹膜炎への水素豊富水への効果」
→3つのモデルで水素豊富水が急性腹膜炎に対して効果的な保護効果を持っているという同じ結果が示された

原題:Hydrogen-rich water delays postharvest ripening and senescence of kiwifruit.
「水素豊富水は収穫後のキウイの老化と熟れを遅らせた」

原題:Colloidal platinum in hydrogen-rich water exhibits radical-scavenging activity and improves blood fluidity.
「水素豊富水中の白金コロイドがラジカル消去活性と、血流の改善を示した」

このようなところだ。

他にも水素豊富水に関しての論文は数々あったが、やはりマウスを研究対象にしたものが多かった。

ヒトでの臨床実験の論文はまだ少ないように感じる。

水素水の研究自体はまだマウスでの研究が主のようだ。

さらに気になったのは研究して効果があったとされた部位である。

歯周や腹部など、消化器官に対する報告が多かった

前の記事で書いたように水素水になにかしらの効果があったとしても体の隅々まで届くという訳ではなく、消化器官までなんじゃないのかという推測が少し裏付けられたように思われる。

もちろん、消化器官以外を取り扱った論文もあったのでまだ、分からない。

以上、様々な症状に対してマウスで一定の効果があったという報告が上がっているが、だからといって人でも効果があるとは言えないだろう。

そのため現在でも水素水は明確にこのような効果があるとは言えないのだし、逆に効果が全くないとも断言できない。

その状態で市場に大量に流通されるため、混乱が起こるのだろう。

まとめると、論文を読んでみるに人への水素水の効果に関しては「まだ分からない」とするのが適切だろう。

これからさらに多くの研究が行われ、その働きは明らかになっていくと思われる。

その時に水素水の真価が問われるのだろう。

次記事→水素水についての考察 その3 「実際に飲んでみた口コミ」

←前記事「水素水についての考察 その1 「定義と理由」」


水素濃度20,000ppmというサーバーがあるようだ。ここまでいくと火気のある場所で飲むことは控えた方が良いだろう。



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